01「多いほど良い」ではない理由
どちらのストアも、検索で読む欄に文字数の上限を設けています。iOS ではアプリ名が30文字、サブタイトルが30文字、非表示のキーワードフィールドが100文字です。アプリ名ですでに使っている語をキーワードフィールドで繰り返しても、2つ目の一致は生まれません。余裕のない文字数を削り、フィールドを無駄にするだけです。
Google Play は仕組みが異なります。詳しい説明がインデックスされ、自然な繰り返しを入れる余地があります。ただし、普通の文章として読めないほど詰め込むと、順位が上がるどころか手動審査で指摘されるおそれがあります。
02ASO でキーワード密度をどう測るか
語を数えるのは、ストアの検索が読む場所だけです。App Store ではその枠は小さく、アプリ名30文字、サブタイトル30文字、非表示のキーワードフィールド100文字の合計160文字です。iOS では詳しい説明はインデックスされないため、そこに語が何回出てきても検索には影響しません。
Google Play はより多くのテキストをインデックスします。30文字のタイトル、80文字の簡単な説明、4,000文字の詳しい説明です。密度が意味を持つのは主に詳しい説明で、普通の文の中で語を数回使えます。
たとえば iOS アプリの名前が「Lumo: Dream Journal」だとします。dream という語はアプリ名ですでに1回インデックスされています。サブタイトルやキーワードフィールドにもう一度書いても「dream」の順位は上がりません。Apple は3つの欄の語をまとめて組み合わせるので、2回目の記述は別の語に使えたはずの文字を消費するだけです。
03ASO と SEO のキーワード密度の違い
Web の SEO では、キーワード密度はページ内の語数に対する割合で表すのが一般的で、ページが長いのでその比率にも幅が出ます。アプリストアの欄は短く上限があるため、割合にはほとんど意味がありません。iOS で目指すべきは密度というよりカバー率です。上位を狙いたい語が、インデックスされる欄のどこかに1回ずつ入っていればよいのです。
Google Play はその中間です。詳しい説明は Web ページに近い扱いですが、普通の文章として読めなくなった文面は、順位が上がるどころかポリシー違反として指摘されるリスクがあります。欄ごとの詳しい内訳はアプリストアのメタデータにまとめています。
04キーワード密度でよくある失敗
- iOS のキーワードフィールドでアプリ名を繰り返す。アプリ名はすでにインデックスされており、繰り返しても2つ目の一致は得られません。
- キーワードフィールドでカンマの後にスペースを入れる。
dream, sleepはdream,sleepより1文字多く使います。100文字の中では、それが丸ごと1語分になることもあります。 - iOS の詳しい説明に語を詰め込む。この欄は人が読むためのもので、Apple は検索用にインデックスしていません。
- Google Play の簡単な説明に語を詰め込む。インデックスされ、しかもユーザーの目にも入るため、キーワードの羅列は順位に効いたとしてもインストールを減らしかねません。
これらの欄を手作業で埋めるのは単純な計算です。手順は100文字のキーワードフィールドのガイドで説明しており、Storelift のメタデータスタジオは同じチェックを公開中のストアページに対して実行します。
よくある質問
App Store での適切なキーワード密度は?
目標にすべき割合はありません。iOS では、狙う語がアプリ名・サブタイトル・キーワードフィールドのどこかに1回入っていれば十分です。それ以上の繰り返しは、一致を増やさずに文字数を消費します。
Google Play ではキーワード密度は重要ですか?
iOS より重要です。Google Play は詳しい説明をインデックスするためです。実際の文の中で自然に数回触れるようにしましょう。詰め込みと受け取られる繰り返しにはポリシー上のリスクがあります。
App Store の説明文はキーワード順位に影響しますか?
影響しません。Apple は iOS の詳しい説明を検索用にインデックスしていません。インデックスされるテキスト欄はアプリ名、サブタイトル、キーワードフィールドです。詳しくはアプリストアのメタデータをご覧ください。
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