01重要な数値は計測の深さの上限
iOS の公開検索は、ストアフロントあたり最大200件の結果を返します。「圏外」は「上位200件に入っていない」という意味で、「0位」ではありません。Google Play には公式の検索エンドポイントがそもそもなく、検索ページは一度におよそ上位30件を返します。誠実なトラッカーは、それより深く見ているかのように装わず、この上限を明示します。
深さと同じくらい国も重要です。各ストアフロントはそれぞれ独自の検索インデックスを持つため、同じ語がある国では3位、別の国では上位200件の外、ということが起こります。
02答えは2つではなく3つ
トラッカーはストアに問いを投げ、3つの答えのどれかを受け取ります。これらは入れ替えられません。アプリが N 位にある。検索は行われ、アプリが結果に含まれていない。あるいは計測そのものが失敗した、つまりストアが応答しなかったか、使えない内容を返した。
後の2つを1つにまとめてしまうのが、順位データで最もよくある欠陥です。「結果にない」はアプリについての情報で、「計測に失敗した」はトラッカーについての情報です。両方を下端の空白として描くチャートは、タイムアウト以外何も起きなかった日に、順位が崩れたと伝えてしまいます。
03どのくらいの頻度で十分か
ストア検索は分単位では動きません。順位はメタデータの変更、バージョンのリリース、評価、季節性に反応し、そのどれもが日単位で動きます。1日1回の計測でそれは捉えられます。1時間ごとの計測で捉えられるのはほとんどがストア自身のノイズで、深さと広さに必要なエンドポイントの予算を消費します。
1日1回の計測にできないのは、理由を教えることです。バージョンのリリースと同じ日の順位変化は、もっともらしい組み合わせではあっても、証明された原因ではありません。だからこそ、チャートに載せるべきは変更マーカーであって、結論ではないのです。
04順位トラッキングでわからないこと
- その語を誰かが検索しているか。誰も入力しない語での1位には価値がありません。需要は別の計測です。
- その順位が何件のインストールを生んだか。順位はトラフィックではありません。ストアは外部からは、インストールを検索順位に帰属させていません。
- なぜ動いたか。どちらのストアも順位の重み付けを公開していません。トラッカーに見えるのは結果であって、仕組みではありません。
- 計測していないストアフロントでの順位。カバー範囲は、前提にするのではなく、ストアフロントごとに検証すべき主張です。
05順位トラッキングの仕組み(ステップごと)
- キーワードとストアフロントを選ぶ。順位はキーワードごと、国ごとに存在するので、米国の「meditation timer」とドイツの「meditation timer」は別々の計測です。
- 検索を実行する。トラッカーは、ユーザーの検索ボックスと同じように、各ストアフロントの公開検索に問い合わせます。
- 結果の中からアプリを探す。その位置が順位です。返された結果(iOS では最大200件、Google Play ではおよそ30件)に含まれていなければ、その深さでは「圏外」です。
- 結果を日付と状態とともに記録する:順位あり、結果になし、計測失敗のいずれかです。
- 毎日繰り返し、バージョンのリリースやメタデータ変更のマーカーを付けて系列を描きます。
Storelift はこれを毎晩175のストアフロントで実行しています。方法と限界は App Store のキーワード順位トラッキングと Google Play の順位トラッキングにあります。
06ASO と SEO の順位トラッキングの違い
この言葉は Web の SEO から来ています。SEO の順位トラッカーは、あるクエリで Google の検索結果のどこにページが出るかを記録します。アプリストアの順位トラッキングは同じ考え方を App Store と Google Play の検索に当てはめたもので、違いは3つです。結果はページではなくアプリであること、国ごとに独自のインデックスがあること、そしてストアが公開結果の深さを制限しているため、「圏外」は常に「計測した深さの中にない」という意味になることです。
07順位トラッキングとキーワードリサーチの違い
キーワードリサーチは、需要と難易度によって、どの語を狙うかを決めます。順位トラッキングは、それを実行した後に何が起きたかを測ります。新しいサブタイトルで18位から9位に上がったのか、それとも何も変わらなかったのか。2つは互いを補い合い、狙っていないのにすでに順位が付いている語は、次の狙い目として最適なことがよくあります。
よくある質問
順位トラッカーとは何ですか?
キーワードを App Store や Google Play で定期的に検索し、アプリがどこに出るかを記録するツールです。順位の変化を時系列で確認できます。
アプリのキーワード順位はどのくらいの頻度で追跡すべきですか?
ほとんどのアプリは1日1回で十分です。ストアの順位はリリース、メタデータ変更、評価に応じて日単位で動きます。1時間ごとのチェックで捉えられるのはほとんどがノイズです。
順位トラッキングでの「圏外」とはどういう意味ですか?
計測した深さ(iOS では上位200件、Google Play ではおよそ上位30件)の中でアプリが見つからなかったという意味です。0位という意味ではなく、計測の失敗とも異なります。
Google Play の順位トラッキングが iOS より浅いのはなぜですか?
Google Play には公式の検索エンドポイントがなく、検索ページはおよそ上位30件の結果を返すためです。詳しくは Google Play の順位トラッキングをご覧ください。
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