# Apple Search Ads の人気度スコアに何が起きたか URL: https://storelift.net/ja/guide/apple-search-ads-popularity-score/ Language: ja Updated: 2026-09-23 ほとんどの ASO ツールは「検索ボリューム」の数字を 1 つ表示しており、その出どころはほぼ例外なく同じ、Apple Ads のキーワード人気度スコアです。2025 年秋、このスコアの大部分が使えなくなりました。このページでは、何が起きたのか、スコアがもともと何ではなかったのか、そしてどのシグナルがその代わりになれるのかを説明します。 ## スコアの実体 検索人気度(Search Popularity)は、Apple が入札の目安として広告コンソールの中で出している相対指数です。5 から 100 で、5 が下限です。ここから 3 つのことが言えます。 - 検索ボリュームではありません。「月 12,000 回の検索」のような値は決して出さず、語同士を相対的に並べるだけです。 - オーガニック検索のために作られたものではありません。目的は広告の入札であり、オーガニック順位との関係は間接的です。 - どこにでもあるわけではありません。Apple Ads は 91 の国と地域で展開されていますが、App Store は 175 です。その差が、スコアが一度も存在したことのないストアフロントです。 ## 2025 年 9 月 2025年9月29日から始まる 4 日間で、下限を上回る人気度を持つ US App Store のキーワード数は 165,875 から 39,254 に減りました。77.4% の減少です。それまで 20〜60 の値を持っていたキーワードの多くが、最低値を返すようになりました。 2025年10月、Apple は API でしきい値を超える語にしかスコアを返さなくなり、それ未満のキーワードには人気度データがまったく付かなくなりました。同じ時期、Insights に月次で集計された「Search Term Rank」レポートがベータで登場しました。 NOTE: 小さなアプリにとって影響は深刻です。最も価値のあるキーワードこそが消えたのです。20〜35 の帯は、インストールを生むだけの検索がありながら、手が届かないほどの競争はない語が集まる場所です。その帯を示していたシグナルが消えました。 ## これは Apple だけでなくツールの問題でもある これは 1 社のベンダーだけを直撃したのではありません。このスコアから需要を導いているすべてのツールを、同じ瞬間に直撃しました。あるツールの「ボリューム」列が一晩で空になったなら、その列は Apple の広告コンソールから写されていたということです。 どのツールにも尋ねる価値のある問いはこれです。この数字はどこから来ているのか、そして自分で同じ出典を見に行けるのか?それに答えのない指標は、出典が変わった日に失う指標です。 ## 代わりに何を使うか 広告コンソールから独立し、すべてのストアフロントで機能する需要シグナルがあります。ストア自身のオートコンプリートです。ユーザーが入力するときに Apple が提案する語は、そのストアフロントで実際に検索されているものです。 - その語はそもそも提案されるか?一度も提案されないなら、たとえ 1 位でも、その語での順位は何ももたらしません。 - そこから何通りの派生語が補完されるか?多くの補完を持つ語幹は、その領域での実際の検索行動を示します。 - どの国で?シグナルはストアフロントごとで、Apple Ads が存在しない地域でも機能します。 このシグナルはボリュームの数字を出しません。数字をでっち上げるより、そう言うほうがましです。Storelift は需要列をこの出典から作り、出典を画面に表示しています。 ## Apple Search Ads のキーワード人気度:今の読み方 スコアは検索回数ではなく、1 つのストアフロント内での語同士の順位として読んでください。2025 年秋の変更後、正直に読むための 4 つのルールがあります。 - 5 は下限であって計測値ではありません。2025年10月以降、API はしきい値を超える語にしかスコアを付けません。5、あるいは何も表示されない語はしきい値未満であり、誰も検索していないという意味ではありません。 - 数字ではなく語を比べる。Apple は 5–100 のスケールが検索数とどう対応するかを公開していないので、60 は同じストアフロントで 30 より人気があることを示すだけで、何人が入力したかは示しません。 - まずストアフロントを確認する。Apple Ads は 91 の国と地域で展開され、App Store は 175 です。その 91 以外では人気度スコアはまったくありません。 - 上位語には月次レポートを使う。Insights の「Search Term Rank」レポート(ベータ)は月次集計で、Apple Ads アカウントが必要です。大きな語を確認するには十分ですが、ロングテールの語を判断するには足りません。 完全な定義は用語集の検索人気度スコアにあります。 ## Apple の検索人気度とオートコンプリート需要 | | Apple Ads 検索人気度 | ストアのオートコンプリート | | --- | --- | --- | | 出どころ | Apple の広告コンソール | App Store 自身の検索ボックス | | 返すもの | 相対指数、5–100 | 語が提案されるか、そこから何通りの派生語が補完されるか | | 国 | Apple Ads のある 91 の国と地域 | 検索があるすべてのストアフロント | | アカウントの要否 | 必要 — Apple Ads | 不要 | | 需要の低い語 | 2025年10月以降、しきい値未満はスコアなし | 提案されるか、されないか | どちらも月間の検索回数は教えてくれません。違いはカバー範囲です。オートコンプリートは、人気度スコアが一度も存在したことのないストアフロントでも「ここでそもそも検索されているか」に答えます。Storelift は需要列をオートコンプリートから読んでいます。方法の比較はオートコンプリートの需要と検索人気度にあります。 ## FAQ Q: 人気度スコアはもう役に立たないのですか? A: 広告側ではまだ役割があります。Apple Ads キャンペーンで入札するとき、語同士を並べることです。オーガニック ASO の判断の基礎としては、もう単独では成り立ちません。値の範囲が狭まり、多くのストアフロントでは存在しないからです。 Q: 新しい Search Term Rank レポートが穴を埋めるのでは? A: 一部だけです。月次で集計され、行数に制限があり、しきい値を超える語に限られ、まだベータで、Apple Ads アカウントが必要です。日々の判断に使える時系列ではありません。 Q: Storelift はこのスコアを使っていますか? A: 使っていません。需要はオートコンプリートから、順位はストアの検索結果から数えています。どちらも Apple Ads アカウントに依存せず、Apple Ads が展開していないストアフロントでも機能します。 Q: Apple Search Ads の人気度スコアとは何ですか? A: Apple が Apple Ads の中でキーワード入札の目安として表示する、5 から 100 の相対指数です。5 が下限です。語同士を並べるもので、検索ボリュームではありません。検索人気度スコアを参照してください。 Q: 検索人気度 5 は何を意味しますか? A: 5 はスケールの最低値です。2025年10月以降、API はしきい値を超える語にしかスコアを返さないため、5 や空の値はその語が Apple のしきい値未満であることを意味し、検索がゼロという意味ではありません。2025年9月29日からの 4 日間で、5 を超える US の語は 165,875 から 39,254 に減りました。 Q: Apple の検索人気度はすべての国で使えますか? A: いいえ。Apple Ads は 91 の国と地域で展開され、App Store は 175 です。Apple Ads のないストアフロントには読める人気度スコアがありません。